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実技試験事前公表問題

2024(令和6)年度の実技試験事前公表問題

二次試験(実技)は「基礎技能」と「調理技能」から1問ずつ出題されます。
2024年度の実技試験問題は下記に級別に掲載されています。

持ち物について

実技試験の当日の持ち物は下記よりご確認ください。
当日の持ち物

▼包丁は基本的にご持参いただきますが、提携会場:ベターホームのお料理教室では包丁の貸し出しがあります。
▼その他の器具および食材は会場にあるものを使用します。衛生面に配慮して調理してください。
▼腕時計の持ち込みは可能ですが、衛生上の理由により、腕から外し、安全面に配慮して使用してください(音の出る腕時計は持ち込み不可)。
▼タイマーの使用はできません。

料理の材料、分量と作り方について調理技能

2級、3級
▼試験問題に材料・分量と作り方の記載があります。レシピを覚える必要はありません。 

準1級
▼試験問題に材料・分量と作り方の記載があります。レシピを覚える必要はありません。 
▼問題には2・3級レベルの料理が含まれる場合があります。
▼公式ガイドに作り方が示されていないものもありますが、準1級ではこれらの望ましいできあがりを理解していることを前提に出題されます。

1級
▼条件に従って受験者が献立を作成し料理を作るため、試験問題に材料・分量と作り方の記載はありません。

使用する器具について<調理技能

▼会場に試験に必要な器具を準備しています。下記を参照してください。
▼共用器具と示してあるものは、調理台を複数名で使用する場合に共用する器具です。
▼記載のない器具でも、会場に備えつけのもので試験当日に説明があったものは使用して問題ありません。
 (記載のない器具については、会場により準備状況が異なりますのでご承知おきください。)

1級 準1級
受験者が献立を作るため、料理を作るときに必要な器具は受験者によって異なる。
必要な器具は会場備えつけのものを使用する。

まな板 1枚
なべ(15cm前後) 1つ
なべ(15~18cm前後) 1つ
落としぶた(紙ぶた)1つ(1枚)
ボール 4つ
菜箸 2膳
竹串1本
木べら1本
計量カップ・スプーン・すり切り用ヘラ 1式
調理皿 2枚位
おたま等 1つ
ざる 1つ
はかり 1つ
洗い桶(またはボール) 1つ

[共用器具]
皮むき器 1つ

2級 3級

まな板1枚
菜箸1膳
調理用皿または小バット2枚
フライパン(内径20~24m)1個
調理用小皿またはカップ(塩用) 1個

[共用器具]
ものさし 1つ
計量スプーン小さじ:5mL 1個
すり切り用ヘラ1個

まな板 1枚
菜ばし 1膳
穴じゃくし 1個
おたま 1個
卵用小ボール1個 
調理用小カップ1個 
片手鍋(18cm)1個

[共用器具]
計量スプーン(大さじ:15mL・小さじ:5mL)1個
すり切り用ヘラ 1個

その他<基礎技能>

1級
▼大根の皮をむく時間は試験時間外となります。
▼できあがった作品は提出用の器にのせてください。できたものから係員が適宜声をかけ回収します。

準1級、2級、3級
▼できあがった作品を提出用の器にのせるのは試験時間外となります。

その他<調理技能

▼料理手順は採点対象外となります(提出された作品のみが採点対象となります)。ただし、時間内に盛りつけが終わるようにしてください。
▼片づけは採点対象外となり試験時間に含まれません。ただし、試験時間終了後片づけをしていただきます。

2024年度 二次試験(実技)公表問題

練習するにあたり、参考となる家庭料理技能検定公式ガイド改訂版のページを記載しています。
【注意:試験問題は公式ガイドの材料・分量・切り方等そのままとは限りません】

1級
1級 基礎技能

1級

1級 調理技能

領域

出題内容
試験時間 公式ガイド
1・準1・2級改訂版

基礎技能

大根のかつらむき
(高さ5cm、皮をむいた後の直径6~6.5cmの大根)

条 件
・全体の長さが60cm以上(2枚の合計でも可)むけていること
・長さが40cm以上続けてむけているものが1枚はあること
・厚さが2mm以下で、厚みが均一になっていること
(皮をむく時間は試験時間外)
(元の形のように巻き提出用の器にのせること。できたものから係員が適宜声をかけ回収する)

 

 

基礎と調理
合わせて

90分

 

[基礎技能の試験時間の目安は8分]

13P

調理技能

来客向きの昼食献立
対象:健康な成人女性(40歳代)
季節:秋

献立形式:和風(松花堂弁当)

熱 源 ガス(またはIH)こんろ3つ。加えてオーブン、電子レンジの使用も可。

条 件
・指定料理(4つのパートに分けて盛りつけること)
 指定材料は必ず使うこと
 指定材料の使用量は配布された範囲内で対象者に合わせ適量使用すること
  (指定材料は失敗しても追加配布はしない)
 各料理パートは、指定材料と自由材料を組み合わせること
 あえ物パートのスルメイカは、1ぱいをおろして松かさ切りし、切り分けてゆでること
・自由材料・調味料とだしは、どの料理に使ってもよい
  使用量は自由とする 
・汁は「カニしんじょ、まいたけ、小松菜、ゆずのすまし仕立て」とするが、試験では調理・盛りつけはしない
・作る分量は1~2人分適宜とする
・調味が均一で適度であること
・試験時間内に盛りつけまで完了すること
・試験時間内に献立記録用紙に献立の料理名、材料を記入すること


39~54P

 

指定料理・4つのパートと指定材料(指定料理は指定材料に自由材料を組み合わせてよい)

  • 焼き物・揚げ物パート(焼く・揚げる2つの調理法を入れる)        
    サケ切り身 1切れ、エビ 2尾、ししとう 2本
  • あえ物(酢の物含む)パート 
    きゅうり 1/2本、イカ 1ぱい(おろして松かさ切りし、切り分けてゆでる)
  • 飯・香の物パート      
    白飯 150g、たくあん 高さ3cm
  • 煮物パート         
    さやいんげん 3本、にんじん 高さ5㎝、里芋 2個

自由材料

卵 豆腐(もめん) 凍り豆腐 鶏肉(ささ身、ひき肉) 赤唐辛子
黄菊 春菊 長ねぎ パプリカ(赤・黄) 三つ葉 かぼちゃ プチトマト かぶ 
れんこん 大根 なす ぎんなん さつま芋 生しいたけ しめじ 
レモン ゆず しょうが スライスアーモンド 道明寺粉 はるさめ 
梅肉 わかめ(塩蔵) 青のり いりごま(白・黒) ゆかり しば漬け

基本調味料

塩 しょうゆ 砂糖 酒 みりん こしょう 片栗粉 小麦粉 油

その他の調味料・だし

和風だし(液体・顆粒) 酢(米・穀物) 七味唐辛子 一味唐辛子  わさび 

マヨネーズ からし 粉山椒 みそ(信州・仙台・西京) 薄口しょうゆ

※献立記録用紙は、指定された料理と材料が入っているかを審査時に確認するためのものである。必ず記載すること。

準1級
準1級 基礎技能
準1級 調理技能 

領域

出題内容
試験時間 公式ガイド
1・準1・2級改訂版

基礎技能

りんごの皮むき 1個 (横に2㎝幅以下で丸く皮をむく)

条 件
・試験時間内に全量が横に丸くむけている(皮のむき残しがない)こと
・表面がなめらかにむけていること
・りんごの形にそって、皮が適切な厚みでむけていること
・皮が幅2㎝以下で連続してむけていること
(提出用の器にのせるのは試験時間外)

 

3分



12P

調理技能

里芋と鶏肉のいため煮を主菜とした日常の夕食献立
対象:女性 30歳~49歳 身体活動レベルⅠ

 主菜:里芋と鶏肉のいため煮
 副菜:生野菜の中華風あえ物
 汁物:すまし汁[豆腐・わかめ・みつば]
(主食:胚芽米飯150gとするが、試験では調理・盛りつけはしない)
(汁物:だしは会場が用意したものを使用する)

熱 源 ガス(またはIH)こんろ1つ(電子レンジ・オーブンは使用不可)

条 件
・主菜は里芋と鶏肉のいため煮とし指定の分量で作ること。盛りつけは全量(1人分)盛りつけること
・生野菜の中華風あえ物は材料を混ぜ合わせ盛りつけること(かけ汁は提出直前にまわしかける)
・衛生面に配慮して調理すること。配布された野菜は、洗浄して使用すること
・重量が指定されている材料は計量して調理し、作った料理は全量を盛りつけること
・調味が均一で適度であること
・試験時間内に盛りつけまで完了すること

 60分

 

 

 

37・38P
主菜27P
副菜33P
汁物36P




2級
2級 基礎技能
2級 調理技能

領域

出題内容
試験時間 公式ガイド
1・準1・2級改訂版

基礎技能

大根のせん切り (半径3~3.5㎝・長さ5cmの半月の大根)

条 件
・試験時間内に全量が切れていること
・繊維に沿ったせん切りになっていること
・太さが5mm以下になっていること
・切り口が正方形になっていること
・せん切りの形がそろっていること
(提出用の器にのせるのは試験時間外)

5分

6P

調理技能

 

豚肉のしょうが焼き ピーマン添え

熱 源 ガス(またはIH)こんろ1つ

条 件
・時間内に盛りつけが完了していること(盛りつけ位置を含む)
・豚肉とピーマンが、指定どおり切れていること
・豚肉が適度な焼き色で、加熱状態がよいこと
 (生でない、焦げていない、ぱさついていない)
・ピーマンの加熱状態が適度であること
・調味が均一で適度であること

15分

20P

3級
3級 基礎技能 
3級 調理技能

領域

出題内容
試験時間 公式ガイド
3級改訂版

基礎技能

大根のいちょう切り (長さ5㎝の半月の大根)厚さ5㎜以下に切る

条 件
・試験時間内に全量が切れていること
・切り口がいちょう型でそろっていること
・厚さが5㎜以下にそろっていること
・上下の厚さがそろっていること
(並べて器にのせるのは試験時間外)

1分30秒

12P

調理技能

かきたま汁

熱 源 ガス(またはIH)こんろ1つ

条 件
・試験時間内に盛りつけが完了していること
・作り方が指定通りであること
・汁にとろみがついて、にごっていないこと
・卵白と卵黄が混ざっている。かたまりがない。卵は沈んでいない。
・調味が適度で均一であること

10分

21P

1~3級 実技 Photo by 川上隆二