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実技試験事前公表問題

2023(令和5)年度の実技試験事前公表問題は、4月中に公開予定です。

二次試験(実技)は「基礎技能」と「調理技能」から1問ずつ出題されます。
2023年度の実技試験問題は下記に級別に掲載されています。

持ち物について

実技試験の当日の持ち物は下記よりご確認ください。
当日の持ち物

▼包丁は基本的にご持参いただきますが、提携会場:ベターホームのお料理教室では包丁の貸し出しがあります。
▼その他の器具および食材は会場にあるものを使用します。衛生面に配慮して調理してください。
▼腕時計の持ち込みは可能ですが、衛生上の理由により、腕から外し、安全面に配慮して使用してください(音の出る腕時計は持ち込み不可)。
▼タイマーの使用はできません。

料理の材料、分量と作り方について調理技能

2級、3級
▼試験問題に材料・分量と作り方の記載があります。レシピを覚える必要はありません。 

準1級
▼試験問題に材料・分量と作り方の記載があります。レシピを覚える必要はありません。 
▼問題には2・3級レベルの料理が含まれる場合があります。
▼公式ガイドに作り方が示されていないものもありますが、準1級ではこれらの望ましいできあがりを理解していることを前提に出題されます。

1級
▼条件に従って受験者が献立を作成し料理を作るため、試験問題に材料・分量と作り方の記載はありません。

使用する器具について<調理技能

▼会場に試験に必要な器具を準備しています。下記を参照してください。
▼共用器具と示してあるものは、調理台を複数名で使用する場合に共用する器具です。
▼記載のない器具でも、会場に備えつけのもので試験当日に説明があったものは使用して問題ありません。
 (記載のない器具については、会場により準備状況が異なりますのでご承知おきください。)

1級 準1級
受験者が献立を作るため、料理を作るときに必要な器具は受験者によって異なる。
必要な器具は会場備えつけのものを使用する。

まな板 1枚
ものさし 1個 
卵焼き器 1個
巻きす 1個
なべ(15cm前後) 1個
なべ(18cm前後) 1個
ボール 4個
菜箸 2膳
計量カップ・スプーン・すり切り用ヘラ 1式
調理皿 2枚位
おたま等 1個
ざる 1個
はかり 1個
洗い桶(またはボール) 1個

[共用器具]
皮むき器 1個
フライ返し 1個

2級 3級

まな板 1枚
菜箸 1膳
調理用皿または小バット 2枚
フライ返し 1本
フライパン(内径20~22cm) 1個
調理用小皿またはカップ(塩用) 1個

[共用器具]
計量スプーン小さじ:5mL 1個
すり切り用ヘラ 1個

まな板 1枚
おたま(または網じゃくし) 1個
竹串 1本
ざる 1個
ボール(芋を水につける用) 1個
調理用ボール 1個 
泡だて器(小) 1個
ゴムベラ 1個
菜箸 1膳
片手鍋(18cm) 1個
ふた(なべの大きさに適したもの) 1個

[共用器具]
計量カップ 1個
計量スプーン(大さじ:15mL・小さじ:5mL) 1個
すり切り用ヘラ 1個
はかり 1個

その他<基礎技能>

1級
▼大根の皮をむく時間は試験時間外となります。
▼できあがった作品は提出用の器にのせてください。できたものから係員が適宜声をかけ回収します。

準1級、2級、3級
▼できあがった作品を提出用の器にのせるのは試験時間外となります。

その他<調理技能

▼料理手順は採点対象外となります(提出された作品のみが採点対象となります)。ただし、時間内に盛りつけが終わるようにしてください。
▼片づけは採点対象外となり試験時間に含まれません。ただし、試験時間終了後片づけをしていただきます。

2023年度 二次試験(実技)公表問題

練習するにあたり、参考となる家庭料理技能検定公式ガイド改訂版のページを記載しています。
【注意:試験問題は公式ガイドの材料・分量・切り方等そのままとは限りません】

1級
1級 基礎技能
1級 調理技能

領域

出題内容
試験時間 公式ガイド
1・準1・2級改訂版

基礎技能

大根のかつらむき
(高さ5cm、皮をむいた後の直径6~6.5cmの大根)

条 件
・全体の長さが60cm以上(2枚の合計でも可)むけていること
・長さが40cm以上続けてむけているものが1枚はあること
・厚さが2mm以下で、厚みが均一になっていること
(皮をむく時間は試験時間外)
(提出用の器にのせること。できたものから係員が適宜声をかけ回収する)

 

 

基礎と調理
合わせて

90分

 

[基礎技能の試験時間の目安は8分]

13P

調理技能

来客向きの昼食献立
対象:健康な成人女性(40歳代)
季節:秋

献立形式:和風(松花堂弁当)

熱 源 ガス(またはIH)こんろ3つ。加えてオーブン、電子レンジの使用も可。

条 件
・指定料理(4つのパートに分けて盛りつけること)
  指定材料は必ず使うこと
  指定材料の使用量は配布された範囲内で対象者に合わせ適量使用すること
  (指定材料は失敗しても追加配布はしない)
  各料理パートは、指定材料と自由材料を組み合わせること
  あえ物パートのスルメイカは、1ぱいをおろして飾り切りし、ゆでること
・自由材料・調味料とだしは、どの料理に使ってもよい
  使用量は自由とする 
・汁は「カニしんじょ、まいたけ、小松菜、ゆずのすまし仕立て」とするが、試験では調理・盛りつけはしない
・作る分量は1~2人分適宜とする
・調味が均一で適度であること
・試験時間内に盛りつけまで完了すること
・試験時間内に献立記録用紙に献立の料理名、材料を記入すること


39~54P

 

指定料理・4つのパートと指定材料(指定料理は指定材料に自由材料を組み合わせてよい)

  • 焼き物・揚げ物パート(焼く・揚げる2つの調理法を入れる)        
    サケ切り身 1切れ、エビ 2尾、ししとう 2本
  • あえ物(酢の物含む)パート 
    きゅうり 1/2本、イカ 1ぱい(おろして飾り切りし、ゆでる)
  • 飯・香の物パート      
    白飯 150g、たくあん 高さ3cm
  • 煮物パート         
    さやいんげん 3本、にんじん 高さ5㎝、里芋 2個

自由材料

卵 豆腐(もめん) 凍り豆腐 鶏肉(ささ身、ひき肉)
黄菊 春菊 パプリカ(赤・黄) 三つ葉 かぼちゃ プチトマト かぶ れんこん 大根 なす ぎんなん さつま芋 生しいたけ しめじ 
レモン ゆず しょうが スライスアーモンド 道明寺粉 はるさめ 
梅肉 わかめ 青のり いりごま(白・黒) ゆかり しば漬け

基本調味料

塩 しょうゆ 砂糖 酒 みりん こしょう 片栗粉 小麦粉 油

その他の調味料・だし

和風だし(液体・顆粒) 酢(米・穀物) 七味唐辛子 一味唐辛子  わさび 

マヨネーズ からし 粉山椒 みそ(信州・仙台・西京) 薄口しょうゆ

※献立記録用紙は、指定された料理と材料が入っているかを審査時に確認するためのものである。必ず記載すること。

準1級
準1級 基礎技能
準1級 調理技能

領域

出題内容
試験時間 公式ガイド
1・準1・2級改訂版

基礎技能

りんごの皮むき 1個 (横に2㎝幅以下で丸く皮をむく)

条 件
・試験時間内に全量が横に丸くむけている(皮のむき残しがない)こと
・表面がなめらかにむけていること
・りんごの形にそって、皮が適切な厚みでむけていること
・皮が幅2㎝以下で連続してむけていること
(提出用の器にのせるのは試験時間外)

 

3分



12P

調理技能

厚焼き卵を主菜とした日常の昼食献立
対象:女性 30歳~49歳 身体活動レベルⅠ

 主菜の前盛りはきゅうりの塩もみとする
 副菜①:小松菜ときのこの煮浸し
 副菜②:にんじんのサラダ
    [にんじんは、4cm長さの繊維にそったせん切り]
 汁物:すまし汁[豆腐・わかめ・みつば]
(主食:胚芽米飯150gとするが、試験では調理・盛りつけはしない)
(汁物:だしは会場が用意したものを使用する)

熱 源 ガス(またはIH)こんろ1つ(電子レンジ・オーブンは使用不可)
加熱用器具 卵焼き器1つ、15cm前後・18cm前後のなべ各1つ

条 件
・主菜は厚焼き卵とし指定の分量で作ること。盛りつけは1人分とし、前盛りを厚焼き卵の右手前に盛りつけること
・衛生面に配慮して調理すること。配布された野菜は、洗浄して使用すること
・重量が指定されている材料は計量して調理し、作った料理は全量を盛りつけること
・調味が均一で適度であること
・試験時間内に盛りつけまで完了すること

 60分

 

 

 

37・38P
主菜 19P
副菜①31P
副菜②34P
汁物 36P





2級
2級 基礎技能
2級 調理技能

領域

出題内容
試験時間 公式ガイド
1・準1・2級改訂版

基礎技能

りんごの皮むき 1/2個 (縦3等分にし、縦に皮をむく)

条 件
・時間内に全量がむけていること
・縦3つに均等に切れていること
・芯と種が適度にとれていること
・皮のむき残しがないこと
・皮は1つを縦3列程度に薄くむいてあり、幅が均等にむけていること
・りんごの表面がなめらかにむけていること
(提出用の器にのせるのは試験時間外)

4分

11P

調理技能

 

ポークソテー ピーマン添え

熱 源 ガス(またはIH)こんろ1つ

条 件
・時間内に盛りつけが完了していること(盛りつけ位置を含む)
・豚肉の焼き色と加熱状態が適度であること
 (生でない、焦げていない、パサついていない)
・豚肉の筋が指定どおりに切れていること(肉がそり返っていない)
・豚肉の調味が均一で適度であること
・ピーマンが指定通りに切れていること
・ピーマンの加熱状態と調味がよいこと

15分

22P

3級
3級 基礎技能
3級 調理技能

領域

出題内容
試験時間 公式ガイド
3級改訂版

基礎技能

きゅうり輪切り 1/2本 (厚さ4㎜以下にそろえて切る)

条 件
・試験時間内に全量が輪切りに切れていること
・切り口が円形であること
・厚さが4mm以下にそろっていること
・へたは1cm以下に切ること
(並べて器にのせるのは試験時間外)

1分30秒

10P

調理技能

じゃが芋のサラダ

熱 源 ガス(またはIH)こんろ1つ

条 件
・試験時間内に盛りつけが完了していること
・作り方が指定通りであること
・皮が残らずむけて、均一ないちょう切りになっていること
・加熱が均一で適度(生でない)であること
・調味が適度で均一であること

30分

21P

1~3級 実技 Photo by 川上隆二